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はじめまして
旬やさいの里のホームページへようこそ!
わたしは、管理者兼農夫の谷田貝 孝一(やたがい こういち)です。
安全な野菜をつくる傍ら、実践派講師として全国の都道府県や商工会・商工会議所などのセミナーにも登壇する“半農半実践派講師” をしています。
旬やさいの里では、化学的につくられた農薬や肥料を使わずに野菜を栽培しています。
ビニールハウスなどの施設や大型農機を使えば、効率よく大量に野菜を栽培・収穫することができます。で、「安定した収益が得られる」、と聞いています。が、わたしは、安定収入よりも【“安全な野菜”の栽培】を選びました。それは...
わたしの妻はアレルギー体質です。病院で調べて7種類のアレルギー反応がありました。
なので、当然、2人の子供もアレルギー体質です。
小さいころに小児喘息だとわかりました。
長男は、小学校1年生の時に腎炎になり“腎生検”という検査をし3ヶ月入院。
最初の1ヶ月は点滴の針を刺したままの状態でした。いまは元気な31歳です。
次男は、ミルクを飲んだ後、2時間くらい泣きっぱなしでした。
気持ち悪かったんでしょうね。生まれながらに粉ミルクが合わず、特別な粉ミルクを買い求め飲ませていました。
2月の寒い夜中、2時間くらい背中をさすっていたことを今でも覚えています。
次男は、いまでもツル系の(メロンやキュウリなどの)野菜や果物を食べると「喉がイガイガする」といいます。が、わたしがつくる野菜は少しづつ食べられるようになった元気な26歳です。
妻は、スーパーで買ってきた野菜や食品添加物を多く使っているものを食べると「かゆくなる」、といいます。
つまり、
わたしが化学的につくられた農薬や肥料を使わずに野菜をつくりはじめたのは【家族のため】です。
「家族と同じような症状に悩む人の役に立ちたい」と考えたからです。
ただ...
化学的につくられた農薬や肥料を使わずに野菜をつくるのはスゴくたいへんです。
キャベツは”破れ傘”ごとくアオムシに食害されます。
ステックセニュール(茎ブロッコリー)はアブラムシだらけになりました。
畑は雑草だらけになり、来る日も来る日も草むしり...
そんな中、
キャベツを害虫から守るために混植したレタスや春菊のできばえはよかったことは、せめてもの救いでした。
現在は、次のような農法に変えています。
①畑の土をときどき天地返しする。
②畑の土を太陽熱で消毒・殺菌する。
③野菜を輪作栽培する。
④コンパニオンプランツを活用する。
⑤バンカープランツを活用する。
⑥野菜を防虫ネットや不織布で被う。
①畑の土をときどき天地返しする。
・土を深さ1mくらい堀り、微生物のエサになる枯れ草やワラ、棲みかになる籾殻くん炭などを入れます。その上から上層の土、下層の土と順番に入れ土を埋め戻します。
②畑の土を太陽熱で消毒・殺菌する。
・土を透明のビニールで被い、太陽熱で土の中の温度を上げ、1ヶ月くらいかけて草の種や害虫を駆除します。
③野菜を輪作栽培する。
・同じ場所で同じ野菜を栽培することで土壌障害による病気が発生するといわれています。栽培する場所を5年で1回りする計画を立てています。
④コンパニオンプランツを活用する。
・バジルとトマト、レタスとキャベツ、キュウリとマリーゴールドなど、互いに助け合いながら病害虫による被害を少なくし、仲良く一緒に育つ野菜たちを混植しています。
⑤バンカープランツを活用する。
・おとり作物・天敵温存作物とも呼ばれている害虫の天敵を集めるための植物を畑の周り・中に栽培しています。
⑥野菜を防虫ネットや不織布で被う。
・成虫や幼虫から野菜を食害されないよう、防虫ネットや不織布などで野菜を被い防除しています。
上記した方策により、雑草の生えを抑え、害虫による食害や病気を出さない土壌環境をつくっています。
赤ちゃんにも安心して食べさせられる安全な野菜をつくるため、上記のような農法にしています。
また、栽培計画に基づいて予定どおり作業ができるよう、一部の土壌に試験的に屋根(ビニール)を付けてみます。いってみれば『ビニールハウス』です。が、一般的なビニールハウス栽培と異なるのは【季節度外視の大量栽培を目的としない】点です。こだわるのは【“旬の野菜”を栽培する安全な環境づくり】です。
こうすることで、①雨が降っても予定どおり作業できます。②側面に防虫ネットを張ることで外からの害虫の侵入を防げます。③屋根に降る雨を樋で受け雨水タンクに溜めることで、日照り続きのときに使えます。
お問い合わせ先・営業時間・お支払方法・住所
お問い合わせ:k.yatagaikouichi@gmail.com
営業時間:8:30~18:30(※年中無休)
住所:〒328-01111 栃木県栃木市都賀町家中3405
駐車場:有(6台)
※※事前にご連絡いただけると助かります。